日本拳法とは
日本拳法は防具(面、胴、股当、グローブ)を着装し、打撃、蹴り、組技(投げ技、関節技)を駆使して勝敗を競う総合格闘技になります。
独自の防具を着装する事で「安全性」が確保される為、技の激しさにもかかわらず、怪我(外傷)のリスクが少なくなっており、
面の着装で「顔」に傷を負う事はほとんどありません。
従って、安全に格闘技を行う事が出来るという点が日本拳法の大きな特徴となっています。
また日本拳法は実戦性に優れており、警察では「逮捕術」、自衛隊では「徒手格闘術」という形で取り入れられています。
日本拳法のルール
試合時間は2分間(または3分間)の三本勝負で行われ、所定の部位(面、胴、股当)に十分な撃力が認められた場合に一本と判定されます。
柔道のように投げただけでは一本とならず、倒れた相手を制し、一撃(打撃・関節技・膝蹴り等)を加えることによって初めて一本と判定されます。
着装した防具への攻撃により一本と判定されるため、防具を着装していない部位への打撃は禁止となっています。
従って、ローキックは反則行為になります(足払いは可)
日本拳法の禁止技
日本拳法では危険技となる下記の攻撃が禁止されています。
・ローキック
・足関節技
・締め技
・危険な禁止技(バックドロップ、蟹挟み、相手を持ち上げ頭部から突き落とす行為など)
禁止技に関しては、警告に留まるもの(警告2回で反則一本となる)、反則一本となるもの(反則一本が2回で失格となる)、
失格(危険な禁止技は1度で失格)となる行為があります。
また各種ルールに関しては日本拳法の競技規則に詳しく記載がされております。
下記のURLからご参照頂ければと思います。