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日本拳法の金的への攻撃に関して【ルール紹介】

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日本拳法は「金的」への攻撃が認められています。

金的に対して、揚げ蹴りや膝蹴りを行う事で一本を取る事ができます。

 

日本拳法のルールを説明する際に、このように説明するとヤバイ格闘技であるといつも誤解をされてしまいます。

今回は日本拳法のルールをよく知らない方、初学者に対してこの辺りの実際のルールについて説明をさせて頂きたいと思います。

 

金的への攻撃は、日本拳法では正式には「股蹴り」と定義されています。

 

こちらの動画をご覧頂きたいのですが、日本拳法における「股蹴り」で一本を取った際にシーンを集めた動画になります。

 

 

股当ての部分に対する蹴り技(揚げ蹴りor膝蹴り)で一本を取っている事が確認できるかと思いますが、攻撃を受けた方は特に痛そうにされていないかと思います。

 

日本拳法で一本を取るためには、防具部分に強く加撃を行う(博撃:はくげき)を行う必要があるのですが、所定の攻撃に限って、空撃(いわゆる寸止めの事)にて一本を取得する事が出来ます。

 

その所定の攻撃のうちの一つが「股蹴り」になってます。

 

日本拳法の「金的」への攻撃は、直接ダメージを与える攻撃ではなく、股当て部分に「寸止め」を行う事で、一本を取る事ができるという事になっております

 

むしろ、金的に博撃(強い加撃)を行うと、日本拳法では危険行為とみなされて、反則行為となり「警告」を受けてしまいます。

(日本拳法は安全性を重視した格闘技でありますから、そういった点ももちろん配慮されております)

 

では実際にどうやって「股蹴り」で一本を取る事ができるのか?

 

その辺りについて解説していきたいと思います。

 

 

股蹴りで一本を取る為には、日本拳法のルールとして定められた、「正しい技形」にて空撃を行う必要があるとされています。

では、「正しい技形」とは何を指すのか?

これは大きく分けて以下の2つの方法があります。

 

●相手の蹴り足を捉えて、股当て部分に、蹴りの空撃を行う

 

●倒れた相手の足を制して、股当て部分に、蹴りの空撃を行う

 

 

立ち技の状態もしくは寝技の状態においても股蹴りで一本を取る事が可能になりますが、どちらの状態におていも、相手の足を捉える事が必要になっております。

 

そして相手の足を捉えた状態で、蹴りの空撃(膝蹴りもしくは揚げ蹴り)を行う事で一本を取る事ができます。

 

立ち技の場合であれば、相手の蹴り足を捉えて、且つ足を抱え上げ、蹴り技の空撃を行うと一本を取れます。

 

寝技の状態であれは、相手を投げて寝かした状態で相手の足を捉え、立ち技と同様に相手の足を抱え上げ、股当て部分に、蹴りの空撃を行う事で一本を取る事ができます。

 

また上記のどちらの攻撃も、蹴りの空撃を2回、3回、4回と「連打」する事で、より一本が取れる可能性が高まりますので、実践では空撃を何度も行う事(連打する事)が一般的になっております。

 

これらを踏まえて、先ほどの動画を見て頂くと、上記のいずれかの方法にて選手たちは一本を取っている事がおわかり頂けるかと思いますし、蹴りの連打をしている選手が多い事がお分かりいただけるかと思います。

 

 

股蹴りの解説に関しては以上になります。

 

 

股蹴りによる一本は、体力の消耗を極端に抑えて一本を取る事が可能になっておりますので、実際試合でもよく目にする技の1つになっております。

非常に有効な技になっておりますので、是非とも練習において実践して頂き、身に付けて頂ければと思います。



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